O2-T1の設定や時系列を考える
爆笑問題結成30周年記念単独ライブ「O2-T1」のコントを自分なりにまとめてみる。
内容を知りたくない人は読まない方がいいかも。
披露されたコントは5つ。
「サラリーマン」
「数字男」
「二人の兵士」
「医者と患者」
それと「爆チュー問題」。
ナタリーに掲載されてたからこれが正式タイトルなのかな。
個人的には「サラリーマン」より「クリニック」の方がしっくりくるけど…まあそれはいいや。
それぞれは別々のコントだが全編を通じたあらすじは「太田光扮するタイムパトロール、通称手○○刑事が、脅威の生物兵器に利用される特殊な遺伝子を持つ田中裕二を追いかける」というもの。
役柄も微妙な差異はあるけど、爆チュー以外はこの二人なんじゃないかな。
コントの順番とお話の中での時系列は前後していて、
①「サラリーマン」
↓←⑤「爆チュー問題」
④「医者と患者」
↓
③「二人の兵士」
↓
②「数字男」
になっていると思われる。
クリニックで田中裕二の体液を採取、
生物兵器製造実験で田中さんの遺伝子を注入したマウスが逃げ出し世界中にウイルスが撒き散らされる。このマウスがたなチュー。
10年後、感染が広がる中で田中裕二が病院を受診、ここで医者に扮した太田さんもウイルスに感染してしまう。
その数年後、人類最後の生き残りとなった二人が何者かと戦い、田中裕二は事の顛末を知る。
最終的にウイルスは宇宙に捨てられ踊り狂う。
と何を書いてるのかよくわからない内容になってしまいましたが、大まかなあらすじは間違っていないと思う。
「数字男」は最後ではなく、他のコントの間に入る出来事かもしれない。
自分の読解力の限界はここまで。
いつか映像化された際にはオーディオコメンタリーなんかで詳しく解説してほしい。
さてライブを見た人は「数字男」で二人が着ていたTシャツに書かれた数字、太田さんの「2038」と田中さんの「731」が気になっていると思います。僕も気になっています。
この数字の意味するところも少し考えてみる。
まず田中さんの「731」。
これは細菌、ウイルス、過ちを繰り返すなどのセリフから、731部隊の暗喩というか、731部隊を意識してつけられた数字だと思う。
続いて太田さんの「2038」。
これはまったく検討がつかず、ちょっと検索してみると、2038年に一斉にコンピューターに不具合が起きる危険がある2038年問題というものがあるらしく、
太田さんの数字はここから取ったのではないかと。
となると「二人の兵士」の中で戦っていた相手は人間ではなくコンピューター?ロボットの反乱?
なんて考えても面白いかもしれない。
全然そんな意図で作ってないわ!と言われたらこっぱずかしいことこの上ないけれど、
的外れで素っ頓狂な感想もデタラメは魔法の言葉っつーことでご容赦いただきたい。
こんなこと考えずにあーたのしいなーおもしろかったなーと観るのが一番だと思う。