ゲームの話
ドラクエ11をクリアした。
4週間の冒険の旅。
まあわりとしっかり楽しんだ。
ドラクエの前に遊んでいたのがゼルダの伝説ブレスオブザワイルドで、
ゼルダは途中で何度も「この先どうしたらいいかわかんねーよ!」と挫折しかけたけれど、
ドラクエ11はストーリーがとにかくサクサク進む。
地図はダンジョンに入った時から見放題。
次にどこに行くかもボタンひとつで教えてくれる。
さらにルーラはMP0で使えるなど至れり尽くせり。
クリアまでほぼ迷わず、全滅したのも一度くらいだった。
ドラクエと言えば苦行とも言えるレベル上げと全然貯まらないゴールド、
ダンジョンでルーラを使うと頭をぶつけるなど様々な制約があるものだとばかり思っていたので、
ちょっと拍子抜けなところもあった。
ただ、今もその仕様だときっとクリアまでたどり着いていないと思う。
クーラーの涼しさを知ってしまったら、
もう扇風機だけの夏には戻れない、ということと同じ。...ちょっと違うか。
だからと言ってつまらないわけではなく、
制作している人たちはクリアまではサクサク進むようにして、
真のボスの難易度を高く設定、やり込み要素をたくさん用意して、
長く遊んでもらおうと思っていたのかもしれない。
でもそこまで遊ぶ気力はもうないかも。年齢的になのかなんなのか。
ゲームは1日1時間。
兄弟でプレイする順番を奪い合う環境。
ゲームの他に娯楽が乏しかった状況。
そんな小中学生当時のゲーム体験を超えることは、
今後もうないんだろうなと少し寂しくなりつつ、
久しぶりに「くにおくん」またやりたいな~なんて思いながら、
当時よりもドキドキわくわくするゲームと出会えたらいいなと考えている。