仕事をしていると一年が早い

小さい頃から人に嫌われないことばかり考えて生きてきた。
とにかく嫌われないように。
好かれなくていい、いや好かれることなんて絶対にないんだから、せめて嫌だと思われないように。
いまでもそう。
元来のわがままで卑怯で人を馬鹿にしている自分は、
ひとえにこの感情によって表面に出てくることがほぼなかったと思う。


嫌われることを厭わない強さがほしい。


それよりも才能が、使うのが困難なほどの大金がほしい。
結局仕事がやめたくてやめたくてしかたがない。
「あいつがいなくなってくれて本当によかった」
そう思われてもいいという図太さを。


書く人はもうすでに書いている。
自分はそうではない。そういう人間ではない。


でもこのまましーにたーくねーなーー。