日本誕生

先日Fミュージアムに行った。
お目当ては原画展「のび太の日本誕生と時空の旅」。

ドラえもんといえば映画。映画といえばドラえもん。大長編ではなくて。
子供の頃に家にビデオがあった「大魔境」「魔界大冒険」「宇宙小戦争」あたりは何度見たかわからない。
中でも一番思い入れが強いのが「日本誕生」で、これには内容はもちろん、最後に父親と一緒に見に行った映画という思い出も加味されている。
あれは小学5年生の時、今はなき町田の映画館で、ミニドラのおもちゃをもらって映画を見た………とずっと思っていた。
しかし今回原画展を見に行くにあたり日本誕生の公開が1989年だと知る。
1989年だと7歳でまだ小学1年…おかしいな〜。
人間の記憶っていいかげん。こうなるとホントに映画館で見たのかもあやしくなってくるけど、そこは見たことにする。うん、小1で見たんだよ。父…親?いや、父親と。


原画展では日本誕生に加えてキテレツなど、他の作品のタイムトラベルが題材になった話の原画が展示されていました。
今回で4回目のFミュージアム。毎回思う原画の綺麗さ。線の美しさ。丁寧な仕事にほれぼれ。絵が上手いってこういうことなんだよ!と一人うんうん納得する。
そしてF先生の父親として、漫画家としての生き方にうるうるする。毎回。堪能した。
おなじみ綺麗なジャイアン、巨神像、どこでもドア。今回は写真も撮れてよかった。ガチャガチャで中国の男の子に、自分が持ってたパーマンと彼のチンプイを交換してもらった。
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お高くて手が出なかった日本誕生に登場した畑のレストラン。少し味見させてもらう。美味しかった。
Fミュージアムはお土産が豊富で商魂たくましいというか、なんていうか、すごくいいなって思う。皮肉とかじゃなくてホントに。
原画展は来年公開の「新・のび太の日本誕生」までやるみたい。
その後になるかな、また行こう。とてもとても楽しかった。


最後に週末ツタヤ的に「のび太の日本誕生」のおすすめポイントを。
  1. のび太くんの自由な発想
  2. 夢の衣食住
  3. 大人はいつでも見守っていてくれるというメッセージ
特にこの1が僕が映画ドラえもんの中で日本誕生を1番にあげる理由で、これこそがこの映画の醍醐味だと言っても過言ではないと思っている。
またそれがのちのち物語に重要な役割を果たすんだからたまらない。

夏休み。時間があるなら一度見ればいいじゃない。


テレ朝はジブリ並みに映画ドラえもんを放送すればいいと思うんだよな〜新旧問わず。