没ネタ

シカマンのツッコミ先行宣言の没ネタです。


「はいどーもパンクブーブーです」

「いやー僕ねー、好きな女の子にバシッと告白できる男になりたいんですよ」
「それが出来たらかっこいいよね」
「でもいざ告白ってなると、いつもブヒッと告白しちゃうんだよね」
「ブヒッとってどんな告白ですか!?そこはバシッと決めないと女の子はOKしませんよ」


「ごめんね。待った?」
「ううん、今来たところ」
「いやー、ほんとにゴメン。こんな甲子園決勝戦のマウンドに呼び出して」
「場所おかしいでしょ!そこは校舎の裏とかにしないと」
「ああわかった。ごめんね急に呼び出したりして」
「全然、大丈夫。それより佐藤君、話ってなに?」
「実は・・・ずっと好きでした。僕とつき合ってください」
「・・・ごめんなさい。私好きな人がいるの」
「それは僕も同じだよ!だから・・・」
「同じじゃダメだろ。じゃあその子に告白しろよ」
「その子は彼氏がいるし、だから手頃な女の子で済まそうと」
「最低だよ、そんな奴。誰も相手にしないよ!」
「ごめん、今のは冗談だよ。ほんとに君のことが好きなんだ」
「じゃあ、私のどこが好きか言ってみて」
「そ、それは・・・えっと、あの・・・」
「一個もないのかよ!なんかあるでしょう?」
「もちろんあるよ。その見事に曲線を描いたフォルム。斬新なデザイン。にもかかわらずレンズもつけてたったの5千円という納得の価格設定」
「全部メガネ!メガネしか褒めてない」
「これが僕の気持ちの全てだ。つき合ってくれるよね?」
「無理に決まってるでしょ。あなたとはつき合えないわ」
「え?」
「あなたとはつき合えないわ」
「え?」
「つき合えないって言ってんの!何で聞こえないんだよ。おかしいでしょ。私帰るわ」
「ちょっと待ってくれ。帰るってことはOKってことでいいんだね?」
「なんでそうなるんだよ!OKなわけねえだろ!」
「くそ〜。どうしてもつき合ってくれないなら、手首を、サイフで切って死んでやる」
「サイフじゃあ切れない。だから死にません」
「なんで駄目なんだよ。昔からずっと君のことを想っていたのに」
「ウソつかないでよ。私のことなんて考えたことないでしょ?」
「そんなことない、ずっと考えていたよ。・・・2週間前からずっと」


「先々週の話かよ!」


パンクブーブーっぽくないかな。
もう長文のネタ書く気がしない。