桐島とかエレ片とか

最近はもっぱら旅に出ています。
あっちの世界で。
時間ない時間ないって言っておきながら、あっちの世界ではもうバンバン転職してんのにね。
こっちの世界でも簡単に転職したい。いや、仕事辞めたい。いや辞める。
でも月の支出を計算してみたら、とてもじゃないけどそんな状況でもないことが判明して、もういっそ・・・ね。
って思ったりしています。


桐島観ました。DVDで。新作で。
あらためてすごかった。ヒリヒリ。
部活を途中で辞めたけど彼女なんかできたことなくて、
目立たない文化部を馬鹿にしてたところがあるけど全然ださくて、
ただ好きな人をずっと目で追っていたけどなんにも一生懸命に取り組んだことがなくて、
あの登場人物の誰でもあって誰でもない自分のことを考えてしまいいたたまれない気持ちになりました。
どんな学生生活を送っていたかで観る人の感想ががらっと変わる、
だからいろんな人の感想を聞いてみたい、そんな映画。


学校って目線。
もしくは視線なんだな〜って思いました。交ざらない交わされない。
吹奏楽部の部長と映画部の部長が付き合えば、すべて丸く収まると思うのですが、
そうはいかないのが残酷な現実。



桐島観た後にスペシャルウィークエレ片を聴くと、これは桐島に描かれなかった部分だと思いました。
学生時代の不遇なエピソードで片桐さんに勝てるヤツはいないだろと思っていたら、電波組の未鈴さんは飛び越えてきてましたね。
やついさんの扉も開いちゃうし、桐島以上にゾワゾワ。
でもめちゃくちゃおもしろい。
金スマあたりで取り上げれば、いじめを克服した話として深刻な美談になるけど、ちゃんとおもしろかった。
これがすごいとこ。深夜ラジオの?お笑いの?
さりげなく自然に昇華。できそうでできないと思う。
とにかくエレ片が好き。



死にたくはないけれども。