かのこちゃんとマドレーヌ夫人


小学1年生の女の子かのこちゃんと外国語が話せるアカトラの猫マドレーヌ夫人の物語。かわいらしくすてきなおはなしでした。

かのこちゃんたち小学生が使うちょっと難しい言葉や独特の表現・振る舞いが微笑ましく、マドレーヌ夫人の思慮深い行動にほっこり。


万城目学さんの本はいくつか読んでいるのですがいささか荒唐無稽すぎるお話が多く(ホルモーなど)いまいち入り込めませんでした。しかしこのおはなしはその荒唐無稽さが絶妙に日常生活に織り交ぜられていて、とてもおもしろく拝読いたしました。すこし万城目さんの印象変わった。
登美彦氏と並び称されるわけだ。


ふんけーいない。