さよなら私


みうらじゅんによる人生指南書。
「自分」というものはもともとない、自分があるから他人と比べ、将来に不安を感じ、モテないことに落胆する。
自分というものを考えなければ楽に、幸せに暮らすことができる。
といったことが書かれている、と思う。

みうらじゅんの哲学を垣間見たような気がした。こういった考えあって、今のあの、みうらじゅんなんだと。
と同時にみうらじゅんの底知れない深さ、とらえどころのなさが強く印象に残る。
わけのわからないとんでもない人。。