とラジオと踊る

伊集院さんの朝の帯番組が始まった。
続けて始まったジェーン・スーさんの番組と合わせて初回はリアルタイムで聴くことができた。
聴いてみて、あ〜自分もこういう年齢になったんだなぁと多少感傷的になった。なってしまった。
この平日朝の、昼の帯番組のメインターゲットになったんだなぁと。
その原因は加齢をしっかり認められないこと。いつまでも高校球児をお兄さんだと思ってしまうアレの少し高齢バージョン。

今まではほぼ深夜番組しか聴かず、日曜サンデーが始まった時も、そうは感じなかった。この番組は幅広いリスナーに向けて放送されていると思って聴いていた。
でも今回聴いてみて自分たちに向けられている番組だと感じた。ゆうゆうワイドの終了、伊集院さんの意気込み、スーさんの緊張などなどが相まって、この大改編によりラジオの聴き方が新たな段階に入ったのかななんて勝手に思っている。
実際は世間ではバリバリ働いてる30代男性がリスナーのメインターゲットではないことはわかりつつ。

感傷的になる一方でこの変化に期待もしている。
もし伊集院さんの番組が始まらず、馬鹿力もカーボーイも終わったら(考えたくないけれど)、他に聴く番組がなくラジオから離れていたかもしれない。
でも新番組があることでまだまだラジオを楽しめる安心感がある。
今後自分の興味がどう移り変わるかはわからない。昼から夜のラジオを聴くようになるかもしれない。ただ確実に平日朝にラジオを聴く機会は増える…と思う。

そう考えると今回の改編はTBSラジオの既存の聴取者を逃さないための戦略なのかもしれない。良く言えばリスナーへのやさしさ。

なんにせよおもしろい番組が増えることはいいことだと前向きにとらえて、末長くラジオを楽しみたい。
それにしてもジェーン・スーを大抜擢したTBSラジオと久保能町を生かさなかったニッポン放送…なんて後ろ向きなことを考えたりしながら。