僕は、これほどまで生きたかった

あけましておめでとうございます。
今年もゆるやかに。なんとか生きて。安定収入を。


2012年一冊目。
元キリングセンス、タイタン所属の芸人、萩原正人さんの本。
B型肝炎から肝硬変を発症しアメリカでの肝臓移植にいたるまでの記録。
壮絶な闘病生活。生きたいという確固たる意志。奇跡につぐ奇跡。

キリングセンスのハギさんという名前はカーボーイでちょくちょく話題に上がっていたので知ってはいましたが、まさかまさかこんな過酷な人生を生き抜いていたとは。
これを読んだらこの記事の最初の2行を口するなんてホントのんきだな、と思います。
ギリギリの極限のいつ死んでもおかしくない状況でも生きる希望を捨てない。とんでもないことです。

タイタンメンバーをはじめ、芸人仲間、友人、そして家族。周りで支える人達の努力。それが奇跡を現実のものにしたんですね。なかでも太田さんかっこよすぎです。
自分にはこんな仲間いないよな〜なんて物思いに耽ったり。


ツイッターでつぶやいたら、ハギさん本人から返信がありビックリでした(笑)
本人に直接届くのは嬉しくもあり少し怖くもあり。すごい時代だ。

僕は、これほどまで生きたかった。 (扶桑社文庫)

僕は、これほどまで生きたかった。 (扶桑社文庫)