あかねさす 新古今恋物語

恋のお話。男女の恋愛の。
新古今和歌集の歌ではじまり短編小説がつづいて最後に作者の短歌でしめる。二十二話。
とても縁遠いと思いつつ気付いたら昔の恋愛ともいえない薄い薄いあれやこれや、やっとこさ集めてもまったく形にならない、人様に披露するにははばかられる、そんな過去の思い出を思いかえしたりしてました。
またあんなこといいなできたらいいなと妄想もしてました。
なかでも報われないお話にグッときて今後幸せはないなと再認識。
近いようで遠いような、でもきっと隣で起きててもおかしくない、いやきっとすぐ隣で起きてる、起こってる恋愛。
ま、いつの時代も考えることは変わらないとありきたりなことを言ってみる。




君がずっと  あの人のことを  見ているの  わかるくらいに  君を見ている