加齢に舞う

先月ひとつ年かさが増した。

 

普段年齢は気にしないと装っていても、いざ「おーい◯◯歳!」と呼ばれると、うわっと思いハッとしてしまう。現にした。そんな30歳半ば。

 

最近は体の不調が次々と露わになってきている。

夏場では初めての体の痒み。主に下半身。その他範囲は全身に広がる。指も痒い。

股間が痒くて夜中目覚める経験はできればしたくなかった。この夏の間中は続きそうで嫌になる。

さらに胃痛を経験。朝方や空腹時に胃をギュッと掴まれるような痛み。けっこう厄介。歩いていたら、うずくまるほどではないけど、一瞬立ち止まって痛みをやり過ごしたいくらいの。

 

その後どうにも耐えられそうになく、病院で薬を処方してもらい、なんとか落ち着いた。痒みも痛みも少しの違和感くらいで抑えられている。

もっと早くに病院に行った方がいい。検査もしっかり受けた方がいい。わかっているけど億劫でなかなか。

 

 何が原因かパッと思いつけば対処の仕方もあるが、わからない。

普段と変わらずに過ごしていて急に症状が現れる。

それが加齢なのか。

だとしたら食事であったり運動であったり生活習慣を徐々に変えていかなければいけないのかもしれない。全然無茶してるつもりはなくても。

昔はヤンチャしてました、という人間が不摂生の末つらい思いをするのならいざ知らず、現実はそうとも限らない。

元不良が更生してチヤホヤされる。真面目に生きてきた人が大病を患う。そんな世の中。

まったくもって理不尽。納得できない。不公平。しかしある意味とても平等。

 

どこからか「40.50はそんなもんじゃないぞ!」という声がする。

20代なら無視できた。今はうるせーよと思いつつ耳を傾けている自分がいる。

 

 

どうしよう。生きたくなっちゃった。