星の王子さま

作 サン=テグジュペリ 訳 菅啓次郎。誰もが一度はこのタイトルを耳にしたことがあるとても有名なお話。 砂漠に不時着した飛行士である主人公の「ぼく」とそこに突然現れた「王子」の物語。 とにかくすごくてびっくりでした。なにがどうすごくてびっくりした…

死にぞこないの青

久しぶりの、本。乙一さんの作品。 主人公マサオの境遇、虐げられていく過程がとても痛い。残酷で生々しく迫ってくる。追いつめられる中マサオの前に現れる、青。 青との出会い、共闘、そして解放。 ラスト、勧善懲悪の大団円に至らないところが乙一さんっぽ…

四畳半王国見聞録

四畳半王国見聞録作者: 森見登美彦,古屋兎丸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/01/28メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 379回この商品を含むブログ (70件) を見る森見登美彦氏の小説が好きな人間にはたまらない一冊でした。 登美彦氏が描く、ただただ…

さよなら、ベイビー

こんばんは。 最近はテレビを観たりラジオを聴いたりタイタンライブに行ったり「さや侍」を観に行ったりしていました。どれもおもしろかったです。そろそろ懐具合が怪しくなってきました。どうしよう。 さてそんな中、なにかのラジオ番組(たしかアヴァンテ…

絵本マボロシの鳥

絵本マボロシの鳥作者: 藤城清治,太田光出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/05/17メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 70回この商品を含むブログ (10件) を見る太田さんの小説「マボロシの鳥」が絵本になりました。 ラジオで何度もおっしゃっていましたが…

のはなしに

簡素に。 またまた図書館で借りました。 あいかわらずのおもしろさです。 一つの話が数ページに渡るものもあり、読み応えがあります。 特に「天才」の話が好きでした。 今ラジオで話している話題が本の中にも出てくることがあり(イメクラの話など)、伊集院…

のはなしさん

まずは、購入せずに図書館で借りてすいません、っと。 伊集院光さんのエッセイ3冊目です。「のはなしに」はまだ読んでいないので自分の中では2冊目。 あいかわらずのおもしろさ。読みやすくわかりやすく平易な文章で書かれていて、なおかつ内容が多岐に渡り…

あるキング

今年は本を、活字をより読もうと思ったのに、「ニシノユキヒコの恋と冒険」以降全然読まずに過ごしていたため、さすがにそれは駄目だろうと思い、図書館で借りて読みました。 伊坂幸太郎著「あるキング」 なぜこの本を選んだかというと、それはズバリ本の厚…

ニシノユキヒコの恋と冒険

去年読んだ活字の本が10冊。 今年は去年よりも本を読もうと思ってはみたものの、はや2ヶ月が終わろうとしているのに、いまだ手を付けていない状況。 このままでは駄目だと思い、どうしようかなと考えました。 そこで以前カーボーイで太田さんが話していた…

マボロシの鳥

読み終わりました。 多くの人にこの本を読んでほしいと思いました。 なんの予備知識もなしに。 ネガティブな批評はもちろん、絶賛の声さえも。(だからこの記事も本当は読んでほしくない) まっさらな状態で、ただただ「マボロシの鳥」と向き合い、そして楽…